墓石について
お墓は故人にとって永遠の住処。
故人が安らかに永眠でき、子孫代々に受け継がれていくような、しっかりとしたお墓を建てたいものです。
墓石のデザイン、装飾品、石材の種類についてご紹介致します。
お墓建立の流れ
墓地・霊園の確認
お墓を建てる際、まず、墓地・霊園を決めるのが一般的です。
墓地のない方は、墓地霊園の購入のお手伝いをします。墓地のある方は墓石建立可能か確認させていただきます。
準備・確認
建之者名、戒名、俗名(生前のお名前)、死亡年月日、行年(死亡時の年齢、一般的には数え年で記入)、お墓の場所、隣接墓地との境界、家紋、墓地の大体の大きさ、宗派などを確認します。
提案・見積もり
具体的な設計、デザイン、墓石の質や大きさ、形、刻字の内容などの選択を行います。この時に、合わせて立地条件や条例等の確認も行います。しっかり現場の下見をした上で、概略図面や作業工程を考慮し提案・見積もりを行っていきます。
お墓建立プラン決定
お墓の種類や文字の種類、建立日、作業工程などの建立プランを決定します。また、施工の申請を行います。
建墓工事
基礎工事と石碑等の制作・文字の掘り込み・据え付けを行います。
開眼法要・納骨法要
墓石の据え付けが終わると、仏式の場合、遺骨を納めるまでに「開眼法要」と「納骨法要」を行います。開眼法要とは、僧侶にお経を読んでもらい墓石に魂を入れるという儀式です。既に遺骨がある場合は、開眼法要と納骨法要を一緒に行うことが多いようです。
寿陵
「生前にお墓を建ててもいいものか」とご心配なされる方もいらっしゃいますが、中国では古来より健康で長生きするとして、盛んに建てられていました。このように、生前に立てるお墓のことを「寿陵(じゅりょう)」といいます。
自分の理想通りのお墓を建てる事もできますし、ご家族がいざという時に負担にならないようご自分でご準備される方も増えています。
